うつ病による事後重症請求で障害厚生年金3級。年間58万円の受給事例
年齢:男性(30代)/ 会社員(休職中)
傷病名:うつ病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
支給月から更新月までの総支給額:約58万円/年額 事後重症受給
相談者の状況
ご本人から電話で問い合わせがありました。7年ほど前に現在の会社に入社したが、たびたび休職をしており、現在も6回目の休職中とのことでした。病状は完全に慢性化して、今後復職してもまた症状が悪化して休職するかもしれないとの不安感が強く、自身でいろいろ調べていたところ、障害年金のことを知ったとのことでした。電話で簡単な障害年金の受給要件などを話し、主治医が診断書を記載してくれるかどうか確認してから再度連絡をいただくことになりました。後日連絡があり、主治医が診断書を記載してくれるということで当センターの無料相談会に来ていただくことになりました。
当センターによるサポート内容
ヒアリングで初診日が、現在の会社に入る前の厚生年金加入中ということで受給の可能性は高いと判断し、請求サポートをすることになりました。初診は8年以上前でしたが、その病院に連絡したところ、カルテが残っているということで受診状況等証明書を取得しました。現在の病院での診断書依頼の際には、日常生活状況や現在の病状等書類を添付しました。「病歴・就労状況等申立書」には発病から現在までの就労や休職の状況、日常生活で困っていることなどを細かく聞き出し作成しました。
結果
障害厚生年金3級取得、年間約58万円を受給されました。
ポイント
今回は一人暮らしで休職中ということもあり3級での認定になりました。今後復職後もまた病状悪化から休職になるかも知れませんが、3級とはいえ障害年金の受給権が取得できたことは本人にとって安心材料となったようです。それが将来に向かって病状も良い方向に向かってくれればと思いました。