うつ病による事後重症請求で障害厚生年金2級。年間120万円の受給事例
年齢:女性(50代)/ 無職
傷病名:うつ病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約120万円/年額 事後重症請求
相談者の状況
ご本人から電話で問い合わせがありました。問い合わせ後、無料相談に来ていただくことになっていたのですが、体調を崩され、結局お会いできたのが2カ月後になりました。当初は契約社員として働いていたようですが、お会いした時には体調の悪化から仕事を辞めることが決まったことのことでした。障害年金の請求は前から考えていたようですが、初診日の病院にカルテが残っていなかったことでどうしたらいいかわからないまま請求なさらなかったとのことでした。詳しいお話しを伺うために、当センターの無料相談会に来ていただくことになりました。
当センターによるサポート内容
初診と2件目の病院にカルテが残っていなかったため、現在通院している病院(3件目)で受診状況等証明書を取得しました。病院に診断書作を依頼する際、日常生活状況が反映されるように書類を添付しました。「病歴・就労状況等申立書」には日常生活・就労状況、病状や困っていることなどを細かく聞き出し作成しました。
結果
障害厚生年金2級取得、年間約120万円を受給されました(事後重症受給)。
ポイント
今回は初診日が10年以上前でその病院にカルテが残っていなかったため、初診日の確定が困難でしたが、2件目の病院から現在通院している病院への紹介状があり、初診の病院で休職のための診断書のコピーが見つかったことで初診日を何とか確定することができました。初診日の病院にカルテが残っていないときは、診察券や領収書、休職のための診断書や傷病手当金の申請書類なども確定のための参考資料になります。