精神遅滞、自閉症で障害基礎年金2級。年間約78万円の受給事例
年齢: 40代男性
傷病名: 精神遅滞、自閉症
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
年金額:約78万円/年額 事後重症請求
相談時の相談者の状況
ご本人のお姉様から電話で問い合わせがありました。弟さんが知的障害者で、
以前から障害年金のことを知っていたが、将来のことを考え請求を考えているので
詳しい内容を知りたいとのことでした。
詳しくお話を聞くため、お姉様に当センターの無料相談会へ来ていただくことになりました。
相談から請求までの当事務所のサポート
初診日は幼少期にありましたが、それ以降病院受診はありませんでした。
その後「愛の手帳」を取得していたため20歳前傷病での請求になりました。
診断書作成依頼の際に、日常生活の状況がきちんと反映されるように書類を添付しました。
病歴・就労状況等申立書は、出生から現在までの日常生活の状況や症状をお姉様から細かく聞き出し作成しました。
結果
障害基礎年金2級取得、年間約78万円を受給されました(事後重症受給)。
ポイント
幼少期以降病院受診がなかったのですが、
「愛の手帳」を取得していたので20前傷病で請求することができました。
大人(今回は40歳台の方でしたが)になってからの知的障害での請求の場合、通院していないケースが多く、
診断書を記載してくれる病院探しから始まる場合が多くなります。
また初診日の病院も古すぎてカルテ等が残っていないことが多く初診日証明が困難です。
ただし「愛の手帳」や「養育手帳」を取得していれば生来の障害と認められるので、20歳前傷病での請求が可能になります。