うつ病による認定日請求で障害厚生年金2級。年間162万円の受給事例
年齢:男性(40代)/ 無職
傷病名:うつ病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約162万円/年額 認定日請求 事後重症請求
相談者の状況
ご本人からメールで問い合わせがありました。うつ病症状悪化のため会社を退職し、現在は同居の家族の援助のもと生活しているということでした。今後もいつ就労できるかわからず、将来の不安が大きくなるばかりで、最近では希死念慮が強く情緒不安定な状態が続いているとのことでした。以前から障害年金のことは知っていたが、今までは行動に移せず、今回は請求しようと思っているので詳しい内容を知りたいとのことでした。詳しいお話しを伺うためにご本人に当センターの無料相談会に来ていただくことになりました。
当センターによるサポート内容
実際にお会いするとやはり病状が重そうでした。ご本人にはなるべく負担がかからぬようゆっくりと準備しましょうとお話し請求準備を進めていきました。初診日から現在通院している病院が同じだったので認定日請求を行うことができました。診断書の依頼の際には日常生活がきちんと反映されるように書類を添付しました。病歴・就労状況等申立書はご本人から聞き取りをし、日常生活状況や症状、困っている事などを細かく記載しました。
結果
障害厚生年金2級取得、年間約162万円を受給されました(認定日 事後重症受給)。
ポイント
今回は初診日から7年以上経っていましたが、初診から同じ病院に通院していたことで認定日請求も行うことができました。精神障害の場合、病歴が長い方も多く、認定日の時にカルテが残っていなくて請求できない方も多くいらっしゃいます。認定日請求が可能な条件が揃っていましたら認定日請求することをお勧めします。