慢性腎不全で障害既存金2級。年額約77万円の受給事例
女性(40代)/主婦
傷病名:慢性腎不全
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約385万円(約77万円/年額)事後重症請求
相談時の相談者の状況
人工透析を開始するようになり、当初ご自身で請求されようと思っていたところ、初診日の病院が廃院していたため、どうしたら良いかわからず、HPで当センターを知り、お電話をいただきました。
相談から請求までの当事務所のサポート
ヒアリングした結果、人工透析の直接の原因が20歳前に初診がある糖尿病ということがわかりました。電話で聞いていた通り、初診の病院は廃院しており、次に教育入院をした病院はすでにカルテが破棄されていました。初診を確定するため、その次の病院を当たったところ、カルテは残っており、受診状況等証明書を記載してもらいました。
発病から初診までの欄に「18歳に糖尿病と診断され・・・」との記載がありましたが、初診日をより確実にするため、20歳前の初診日の証明のみに使用できる「初診日に関する第三者の申立書」も複数名の方から記載してもらい請求をしました。
結果
障害基礎年金2級取得、年間約77万円を受給されました(事後重症請求)
ポイント
糖尿病での人工透析の場合、発病からの年月が長いため、初診日を確定することが大変困難になります。今回も大変でしたが、受診状況等証明書と初診日に関する第三者の申立書の両方で確定させることができました。病歴就労状況等申立書もできるだけ詳細に記載しました。