統合失調症で障害厚生年金2級。年間約１７５万円の受給事例

男性（５０代）/無職

傷病名：統合失調症

決定した年金種類と等級：障害厚生年金２級

支給月から更新月までの総支給額：約３５０万円（約１７５万円／年額）事後重症請求

相談時の相談者の状況

ご本人から「自分はもう２０年くらい前から統合失調症を患っている、こんな私でも障害年金は受給することができるか」というお電話をいただきました。症状や日常生活をお聞きしたところ、発病から年数が経っていたので、初診日証明がきちんと取れれば受給の可能性がある旨のお答えしました。その後、本人の体調が良い時に当センターへご来所いただきました。

相談から請求までの当事務所のサポート

お会いしヒアリングの結果、ご本人の症状がかなり悪そうでしたので、初診日証明と認定日の診断書は当センターで取得することにしました。初診病院に問い合わせたところ、さいわいにも２０年前のカルテが残っているということで受診状況等証明書は記載していただけました。

認定日も同じ病院に通院していたため、認定日の診断書もお願いしましたが、担当医師が退職しているという理由で診断書は書いていただけませんでした。納得がいかず何度かやり取りをしましたが結果は同じでした。事後重症の診断書記載の際には同行し、主治医と面談も行いました。

結果

障害厚生年金２級取得、年間約１７５万円を受給されました（事後重症請求）

ポイント

ご本人の病状が悪く、請求までに半年以上かかってしまいましたが、確実に事後重症で２級が受給できて良かったです。病歴就労状況等申立書の記載も病歴が長かったですがきちんと反映させたこと、主治医に症状をきちんと伝えて診断書に反映できたこともポイントです。