慢性腎不全で障害基礎年金2級。年間約78万円の受給事例。
年齢:男性(40代)/無職)
傷病名:慢性腎不全
決定した年金種類と等級: 障害基礎年金2級
年金額:約78万円/年額 事後重症請求
相談前の状況
ご本人から電話で問い合わせがありました。自分で請求をしたが初診日が認められず不支給になってしまった、その理由が解らないので見解を聞かせて欲しいとのことでした。審査請求も考えているとのことでしたので、当センターの無料相談会に来ていただくことになりました。
相談から請求までの当事務所のサポート
申請した書類を確認したところ、受診状況等証明書(初診日証明)に中学生時代尿検査で異常を指摘されたとの記載があり、20歳前傷病での申請でした。検査結果は残っていないため、年金事務所の指示のもと第三者証明書も提出していました。
初診日が認められないとの却下通知でしたが、第3者証明も提出していることもあり、理由を探るため審査請求を行いました。結果はやはり棄却されました。詳細にお話を聞いたところ、中学校時代に指摘されたが、その後病院受診したのは25年経ってからだったということもありその日を初診日として再度請求することにしました。
結果
障害基礎年金2級取得、年間約78万円を受給されました(事後重症受給)
ポイント
今回は新たな初診日で認定されましたが、このようなケースはなかなかありません。人工透析は2級認定になりますが、初診日の確定が難しい方はやはり専門家に相談することをお勧めします。