申立書を作成し、知的障害、てんかんで障害基礎年金2級の認定が下りた例

年齢: 26歳 男性

傷病名: 知的障害、てんかん

相談者: 当人の叔母(おば)さん(両親は既に他界)

相談者の状況:

当人はすでに障害者手帳を取得していた。両親はすでに他界しているので叔母さんが当人の将来を考えていろいろ調べてるうちに障害年金のことを知った。

当センターにご依頼頂いたきっかけ

元々は本人自身が年金事務所で申請をしようとしたが、申請の手続きや必要書類の収集について聞いていくうちに、自分では申請が難しいと判断し、当センターにご連絡を頂いた。

当センターによるサポート内容

20歳前傷病ということで、生まれた時から今までの26年間の申立書を作成した。26年間ということで、申立書の枚数が数枚となり、10時間を費やし作成した。

今回は知的障害とてんかん、2つの病気での申請を行なった。知的障害は20歳前傷病なので、20歳のときの現症の診断書を書いてもらう必要があった。すでに7年以上経っていたため、医師に依頼して記載してもらうのに苦労した。

診断書の記載の仕方のサポートを、専門家としてアドバイスをした。

認定日(20歳)のものと、現在のものと2通の診断書を提出した。

結果

結果として、認定日より障害基礎年金2級の認定が下った。遡及受給は5年間、遡及金額は約400万円。事後重症も障害基礎年金の2級が認定された。

ポイント

今回は知的障害ということで出生以降現在までの申立書策作成が必要だったため、作成に10時間くらいかかり、非常に苦労した。本人や叔母さんから、聞き取りを我慢強く行ったことで、何とか必要な情報を聞き出すことができたのが受給できた要因であった。