頚椎症性脊髄症、頚椎椎間板ヘルニアによる認定日請求で障害厚生年金2級。年間139万円の受給事例
- 年齢
- 男性(40代)/休職中
- 傷病名
- 頚椎症性脊髄症 頚椎椎間板ヘルニア
- 決定した年金種類と等級
- 障害厚生年金2級
- 受給額
- 約139万円/年額 認定日請求
相談者の状況
以前サポートをした方からお電話で問い合わせがありました。通勤中の駅で転倒し、頭から電車に衝突し、頭部と首を強く打ち、近くの病院に救急搬送されたとのことでした。その後いくつかの病院で診察と検査を行い、病院で2度ほど手術を行ったが、首と肩の痛み、左手が動かず握力もなく、左足も可動域が狭く歩行ができないとのことで、労災扱いで会社は休職されていました。障害年金の請求はできないかと連絡をいただき、本人は歩行が困難だったため、オンラインで面談を行い、サポートをすることになりました。
当センターによるサポート内容
ヒアリングの中で、認定日と現在の症状に差異もなく、また通院している病院が同じだったため、認定日請求をすることになりました。初診の救急搬送された病院からは受診状況等証明書を取得し、診断書を依頼する際は、病状や日常生活状況が反映されるように書類を添付しました。「病歴・就労状況等申立書」は日常生活や病状、困っていることなどを細かく聞き出し作成しました。
結果
障害厚生年金2級、年間139万円の受給になりました(認定日受給)。
ポイント
今回は、請求をしてから認定されるまで5カ月ほどかかりました。途中、手術後のレントゲン写真の提出等を求められ、診査に時間がかかったようです。労災の休業補償を受給していたため、障害厚生年金と重なる期間については減額があります(特別支給金は調整対象外になります)。