大動脈弁閉鎖不全症による事後重症請求で障害厚生年金3級。年間107万円の受給事例
- 年齢
- 男性(60代)/会社員
- 傷病名
- 大動脈弁閉鎖不全症
- 決定した年金種類と等級
- 障害厚生年金3級
- 受給額
- 約107万円/年額 事後重症請求
相談者の状況
ご本人から電話で問い合わせがありました。3年ほど前に人工弁置換術を行ったが、今は何の支障もなく就労できているが、知人から障害年金のことを聞き、また自分の年齢のこともあり、障害年金を受給できるかどうか教えて欲しいという内容でした。奥様と一緒に無料相談に来ていただき概要をお話しました。そのときは初診日が確定していなかったのと、主治医に障害年金の話をしていなかったので、それらをクリアしてから再度連絡するということで終わりました。しばらくして初診の病院がわかり、主治医にも診断書記載の承諾が取れたということで再度ご来所いただきサポートをすることになりました。
当センターによるサポート内容
初診の病院で「受診状況等証明書」を取得しました。病院に診断書作を依頼する際には、日常生活状況が反映されるように書類を添付しました。「病歴・就労状況等申立書」は本人や奥様から日常生活や就労で困っていることなどを細かく聞き出し作成しました。
結果
障害厚生年金3級、年間107万円の受給になりました(事後重症受給)。
ポイント
今回は人工弁置換術を行った方の請求でしたので3級認定はわかっていましたが、高血圧等の既往もあり、初診日の証明に少し苦労をしました。健康診断でも心臓に異常所見が出ていましたが、結果的には高血圧で通院していた病院での心臓の精密検査の他院紹介日が初診日になった形となりました。