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双極性障害受給事例

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双極性感情障害、注意欠陥多動性障害による事後重症請求で障害基礎年金2級。年間78万円の受給事例

年齢
女性(20代)/無職
傷病名
双極性感情障害 注意欠陥多動性障害
決定した年金種類と等級
障害基礎年金2級
受給額
約78万円/年額 認定日請求

相談者の状況

ご本人からメールで問い合わせがありました。以前から発達障害の診断を受けていたが、現在はうつ状態がひどくなり最近会社を退職し、就労ができずに自宅に引きこもっているとのことでした。知り合いから障害年金のことを聞き、自分にも請求できるかどうか教えて欲しいということでした。一人では外出したり、話の内容を理解するのが困難ということで友人の方と一緒に当センターの無料相談会に来ていただくことになりました。

当センターによるサポート内容

友人の方も交えてお話を伺ったところ、まだ障害年金について主治医に何も話していないということでしたので、先ずは主治医が診断書記載を了承してくれるか確認をしていただくようお願いしました。その後主治医から了解が取れたという連絡があり請求手続きをスタートしました。初診日は、20歳前で5年以上経っていましたが、カルテが残っていたため受診状況等証明書を取得することができました。診断書の依頼の際には日常生活がきちんと反映されるように書類を添付しました。病歴・就労状況等申立書はご本人から聞き取りをし、出生からの日常生活状況やエピソード、困っている事などを細かく記載しました。

結果

障害基礎年金2級取得、年間約78万円を受給されました(事後重症受給)。

ポイント

今回は傷病名に注意欠陥多動性障害もあったため「病歴・就労状況等申立書」は出生からの記載になりました。小さい頃の事を思い出すのはなかなか難しいかと思いますが、診断書の内容だけでは分からない日常生活の状況やできないことなどを細かく記載することで審査に有利になることがあります。自分が小さい時の事は記憶がないため、ご家族から話しを聞くことが重要です。自分の記憶とは違うことが分かったり、知らない事が分かったりとより詳しい申立書が作成できると思います。

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