うつ病、パニック障害による事後重症請求で障害基礎年金2級。年間77万円の受給事例
- 年齢
- 男性(30代)/無職
- 傷病名
- うつ病 パニック障害
- 決定した年金種類と等級
- 障害基礎年金2級
- 受給額
- 約77万円/年額 事後重症請求
相談者の状況
ご本人から電話で問い合わせがありました。7年前より職場での業務内容や人間関係の悩みから発症し、その後も就労していた時期はありますが、症状は継続していたようで現在は働いていないとのことでした。障害年金の請求を考えているが、手続きの方法がわからないので教えて欲しいとのことで、無料相談にご来所いただきました。要件の1つである初診日が不明だったのでご確認いただき、年金納付履歴を確認しました。納付要件もクリアし、診断書も記載いただけるとのことだったのでサポートすることになりました。
当センターによるサポート内容
受診している病院は現在の病院を含め3つの病院でした。初診の病院には3年ほど前まで通院していたことが判ったため、受診状況等証明書の取得ができました。障害認定日の頃は、就労しており病状も軽かったため、事後重症での請求になりました。現在の病院に診断書を依頼する際は、日常生活状況が反映されるように書類を添付しました。「病歴・就労状況等申立書」は日常生活や病状、困っていることなどを細かく聞き出し、発達障害関連の記載があったため出生時より作成しました。
結果
障害基礎年金2級、年間77万円の受給になりました(事後重症受給)。
ポイント
今回は、初診日が基礎年金だったため、2級以上の認定が必要でした。初診の病院には5年ほど通院していましたが、病名が注意欠陥多動性障害で就労していたこともあり、認定日の請求をせず、うつ病で仕事を辞めた事後重症で請求をしました。