脳梗塞による高次脳機能障害による認定日請求で障害厚生年金2級。年間212万円の受給事例
- 年齢
- 男性(50代)/無職
- 傷病名
- 脳梗塞による高次脳機能障害
- 決定した年金種類と等級
- 障害厚生年金2級
- 受給額
- 約212万円/年額 認定日請求(配偶者加算あり)
相談者の状況
知り合いの保険会社の方からの紹介でした。ご主人が3年ほど前に脳梗塞を発症され、現在も休職中とのことで障害年金のことを説明して欲しいとのことでした。その時は奥様と電話でお話しましたが、ご主人に聞いてみるということで、一旦話が終わりました。その後数か月後に奥様からご連絡いただき、ご主人様ともお会いし、障害年金のサポートをすることになりました。
当センターによるサポート内容
ご主人の病状は、肢体にはさほど後遺症がありませんでしたが、高次脳機能障害が残り、就労ができず日常生活も一人では困難という状態でした。また脳梗塞には2回罹患されてましたが、1回目は軽度で後遺症が残らなかったため、2回目の発病を初診日として請求することにしました。また障害認定日と現在通院している病院が同じで病状も変わらないということだったため、認定日請求をすることにしました。診断書の依頼の際は、認定日と現在の日常生活状況が反映されるように書類を添付しました。「病歴・就労状況等申立書」は日常生活、病状や困っていることなどを奥様から細かく聞き出し作成しました。
結果
障害厚生年金2級、年間212万円の受給になりました(配偶者加算あり)。
ポイント
今回は脳梗塞の傷病名でしたが、高次脳機能障害での請求のため、診断書は精神障害のものを使いました。診察時には奥様同伴で診察していただき、日常生活状況等、ご本人が上手く伝えられないこともきちんとお話していただき、診断書依頼時には書面にして添付しました。奥様から今後の生活の大きな支えとなりますとの喜びの声をいただきました。