奥様からご主人について電話で問い合わせがありました。ご主人が脳出血で倒れたが、通院している病院（眼科）の医師から障害年金のことを聞き、請求できるか知りたいとのことでした。本人が肢体不自由なため、奥様とご自宅近くで面談を行いましたが、初診日から１年半経っておらず、肢体の障害で障害認定日の特例の６ヵ月の症状固定に該当するか、脳神経外科の主治医に確認いただくようお願いしました。その後、主治医から６ヵ月経過の症状固定で診断書を記載いただけることになったとご連絡いただき、サポートすることになりました。

 

初診日と現在通院している病院が同じだったため、すぐに診断書を依頼し、その際日常生活状況が反映されるように書類を添付しました。「病歴・就労状況等申立書」は奥様から日常生活・就労状況、病状や困っていることなどを細かく聞き出し作成しました。

 

障害厚生年金１級、年間１４１万円の受給になりました（認定日受給）。

 

今回は初診日から１年６ヵ月経過していませんでしたが、脳疾患障害の初診日の特例（６か月の症状固定）での請求を行いました。片麻痺や視野障害、筋力も低下していたことから移動は車椅子か支えが必要で、日常生活においても多くの介助を受けている状況でした。診断書は主治医より症状や状況を細かく記載いたただいたことで、現状がきちんと反映された内容になっていたと思いました。脳卒中の症状は人によって違うため、医師に症状や状況を詳しくお伝えすることが大切だと思います。