脳腫瘍による高次脳機能障害で障害厚生年金2級。年間約196万円の受給事例。
- 年齢
- 男性(30代)/無職
- 傷病名
- 脳腫瘍による高次脳機能障害
- 決定した年金種類と等級
- 障害厚生年金2級
- 受給額
- 約196万円/年額(子の加算1名)、認定日請求、事後重症請求
相談者の状況
ご本人から電話で問い合わせがありました。3年ほど前に脳腫瘍と診断され、その後開頭手術を行ったが、その影響で後日、記憶障害が現れ、別の病院で高次脳機能障害と診断されたということでした。事後重症での請求は自分でも何とかできそうだが、認定日請求は一人では難しいのでお願いしたいとの内容でした。詳しくお話を聞くため、当センターの無料相談会へ来ていただくことになりました。
当センターによるサポート内容
認定日の頃は、現在の病院ではなく、しかも脳神経内科への通院しかありませんでした。その医師に診断書の作成をお願いしましたが、快い返事がいただけなかったため、後日ご本人と一緒に病院に行くことにしました。診断書の内容を詳しくお話し、理解していただき、何とか記載していただくことができました。また診断書依頼の際には、きちんと日常生活や症状が反映されるように認定日、現在共に日常生活状況の書類を添付しました。認定日は難しいと思っていましたが3級認定されました。
結果
障害厚生年金2級取得、年間約196万円を受給されました
(認定日3級、事後重症2級)
ポイント
高次脳機能障害は、脳の損傷などから発症し、記憶障害、遂行機能障害などが現れてきます。診断書は精神障害の診断書を使いますが、リハビリ科医師や脳神経内科医に記載していただくこともあります。