ご本人から電話でお問い合わせがありました。以前同じ傷病で、当センターで請求サポートを行った方からのご紹介でした。現在は歩行が困難で移動時には常時杖を使用していますが、今後は車椅子になるかも知れないと主治医から告げられているとのことでした。強い痛みと亜脱臼から家事もできず、就労も困難で日常生活にも支障があるようでした。お住まいは他県でしたが、以前は東京近郊にお住まいで、通院している病院も都内だったため、次回の受診日に合わせて無料面談を行うことになりました。お会いし、障害年金の内容を説明したところサポートをご希望され、一緒に進めていくことになりました。

 

初診の病院は都内で、ご本人の現在のお住まいや体調のこともあり、こちらで受診状況等証明書の依頼と受領を行いました。診断書を依頼する際には、日常生活の状況や動作がわかる書類を添付しました。「病歴・就労状況等申立書」は日常生活状況や症状の聞き取りを細かく行い作成しました。

 

障害厚生年金２級、年間約１２１万円を受給されました（事後重症受給）

 

今回は認定日の頃はそこまで症状が重くなかったということで、事後重症請求を行いました。この方の症状は、エーラスダンロス症候群でも「関節型」で、全身の関節が弛緩で易脱臼性が多く、日常生活においても相当程度の支障がありました。ご本人でないとわからない症状も多く、「病歴・就労状況等申立書」には診断書には記載されていない、日常生活の状況や細かい症状、それによっての不便さなどをまとめて記載しました。