糖尿病(人工透析)による事後重症請求で障害基礎年金2級。年間78万円の受給事例
- 年齢
- 男性(50代)/会社員(休職中)
- 傷病名
- 糖尿病
- 決定した年金種類と等級
- 障害基礎年金2級
- 受給額
- 約78万円/年額 事後重症請求
相談者の状況
ご本人から電話で問い合わせがありました。以前より糖尿病を患っており、半年ほど前から人工透析を開始したとのことでした。最近になって人工透析で障害年金が受給できることを知り無料相談会にご来所いただきました。ひととおり説明させていただきましたが、まだ主治医に障害年金の話をしていなかったため、診断書記載の確認をお願いしました。取り急ぎこちらでは年金納付の確認に行きました。後日、診断書を記載いただけると連絡をいただき、初診日の年金納付もクリアしていたのでサポートすることになりました。
当センターによるサポート内容
受診状況等証明書はこちらで取得しました。認定日の頃は経過観察で、検査数値も落ち着いていたため人工透析開始後の事後重症での請求になりました。「病歴・就労状況等申立書」にはご本人から日常生活・就労状況、病状や困っていることなどを細かく聞き出し作成しました。
結果
障害基礎年金2級、年間78万円を受給されました。
ポイント
糖尿病と人工透析は因果関係があるため、今回は眼が見えづらいと感じて眼科を受診した日が初診日となりました。眼科では「糖尿病網膜症」と診断され、5年後に人工透析を行うことになりました。人工透析になる原因はさまざまですが、病歴が長い方が多く、初診がいつになるのかわからなかったり、閉院やカルテが破棄されていたり等、初診日証明が取れないケースが多々あります。