慢性糸球体腎炎 LgA腎症 慢性腎不全による事後重症請求で障害厚生年金2級。年間111万円の受給事例
- 年齢
- 男性(30代)/無職
- 傷病名
- 慢性糸球体腎炎 IgA腎症 慢性腎不全
- 決定した年金種類と等級
- 障害厚生年金2級
- 受給額
- 約111万円/年額 事後重症請求
相談者の状況
ご本人から電話で問い合わせがありました。以前から人工透析を行っているが、就労していたので障害年金のことは考えていなかったが、最近体調が悪く就労できない状態が続いているとのことでした。請求にあたり初診日のことや年金の納付要件など自分では良くわからないことが多いので詳しく教えて欲しいとの事でした。詳しいお話しを聞くためにご本人に当センターの無料相談会に来ていただくことになりました。
当センターによるサポート内容
相談会でお話したところこちらでサポートすることになりました。初診日は5年以上前でしたが、その病院にカルテが残っていたため受診状況等証明書を取得することができました。病歴・就労状況等申立書には発病からの経緯や症状など細かく聞き取りを行い記載しました。
結果
障害厚生年金2級取得、年間約111万円を受給されました(事後重症受給)。
ポイント
今回は初診が5年以上前だったため初診日の証明が心配でしたが、カルテが残っていたので受診状況等証明書を取得することができました。腎臓病や糖尿病の方々は病院に数回通院しても、それ以降自覚症状があまりないため、通院を中止するケースが多く、数年後症状が悪化してから違う病院に再受診されるケースが多いので、初診の病院にカルテが残っていないことが多々あります。将来請求しなければならないケース(人工透析等)がありそうな方は初診日の証明の準備が必要です。