卵巣癌による死亡後の未支給請求で障害基礎年金2級。一時金50万円の受給事例
- 年齢
- 女性(40代)/無職
- 傷病名
- 無職
- 決定した年金種類と等級
- 障害基礎年金2級
- 受給額
- 約50万円/年額 死亡後の未支給障害年金
相談者の状況
数年前に死亡した妻の障害年金についてご主人から電話でご相談がありました。妻が亡くなって数年経つが、最近障害年金の話を知り合いから聞き、今から障害年金の請求ができるものかとの問い合わせでした。死亡後の障害年金の請求は、①原則認定日請求しかできない、②5年の時効がある、等のお話をさせていただき、電話では詳細がわからないこともあったため、後日当センターの無料相談会に来ていただくことになりました。
当センターによるサポート内容
ヒアリングの中で、認定日請求ができそうで、また時効のぎりぎり5年以内の請求が間に合いそうでしたので、請求を行うことにしました。ただし死亡からすでに数年経過していたため、果たして病院が診断書を記載してくれるかどうか不明だったため、ご主人と一緒に病院に同行しました。幸運なことに当時の主治医がまだ在籍していたため、お話することができ診断書記載の承諾をいただきました。診断書依頼の際には、日常生活状況がわかる書類を添付しました。病歴就労状況等申立書は、当時の状況をご主人から詳細に聞き取り作成しました。
結果
障害基礎年金2級取得、約50万円を受給されました(未支給の障害基礎年金 認定日請求)。
ポイント
今回は、本人死亡後の請求でしたが、過去行ったほかの事例では受給が困難なケースが多々ありましたが、今回は主治医も快く対応いただきスムーズに請求することができました。請求後の審査の中で照会が何回かありましたが、都度病院側もスピーディーに対応いただきました。受給は1回だけで金額的にも小額ですが、ご主人にはとても感謝され、これで心残りがなくなったと言っておられました。後で聞いたら他の事務所からは依頼を断られていたとのことでした。障害年金の請求は、家族や病院関係者等、周りのサポートがつくづく大事だと改めて感じた事例でした。