知人からの紹介でご本人のご主人に当センターの無料相談会に来ていただきました。

奥様が乳がんに罹患し、その後脳転移し、現在は日常生活全般で介助が必要な状態とのことでした。状況からして障害年金を請求できる状態と判断し、サポートをすることになりました。

認定日時点の病名は乳がんだけでしたが、その後脳転移し現在は肢体も不自由になっていたので、認定日はその他障害の診断書の１枚、現在は肢体の障害の診断書もプラスして計２枚提出しました。

記載いただいた診断書に不備箇所が多数あったため、担当ソーシャルワーカーの方に説明同行に行きました。

診断書作成依頼の際、日常生活がきちんと反映されるように書類を添付しました。病歴・就労状況等申立書はご主人から聞き取りをし、日常生活で困っていることやできないことや症状などを詳細に記載しました。

障害基礎年金２級取得、年間約１００万円を受給されました（事後重症受給）

残念ながら認定日時点では不該当となってしまいましたが、事後重症での請求は認められました。

がんでの請求は認定が比較的難しいと言われていますが、病状が人によって異なるので正しい診断書を用いる必要があります。

また病歴・就労状況等申立書に症状や日常生活の不便さや困っていることを細かく記載することで、状況をさらに理解してもらえると思います。