気分変調症による事後重症請求で障害基礎年金2級。年間81万円の受給事例
- 年齢
- 男性(30代)/無職
- 傷病名
- 気分変調症
- 決定した年金種類と等級
- 障害基礎年金2級
- 受給額
- 年間81万円
相談者の状況
ご本人から電話で問い合わせがありました。小中学校では勉強の成績が優秀で、高校は偏差値の高い学校に入学しましたが、周りのクラスメイトが自分より優秀でストレスとプレッシャーを感じていたようです。勉強が嫌いになり、テストでは赤点を取るようになりました。3年生から不登校になり精神科を受診しました。その後、親の口利きで会社に就職したこともありましたが、人間関係不調から3年ほどで退職しました。その後は自宅で引きこもりの状態が続いているとのことでした。無料相談に来ていただいたところ、サポートを希望され、一緒に進めて行くことになりました。
当センターによるサポート内容
初診日が高校生の頃で10年以上経過していたため、カルテはすでに破棄されていましたが、コンピューター上に受診の記載がありましたので初診証明とすることができました。
認定日の20歳前後は病院受診がなかったため、事後重症での請求になりました。
診断書依頼の際は、日常生活や病状が伝わるよう書類を作成しました。
病歴就労状況等申立書も日常生活や病状を詳しく記載しました。
結果
障害基礎年金2級
ポイント
今回は、お母さまがご本人の通院歴や病状について詳しくメモされていたので、病歴就労状況等申立書を記載する際には大変助かりました。
ご自身での障害年金申請で、一番ネックになるのが病歴就労状況等申立書になります。
なかなかできることではありませんが、ご自身の病状などを日記形式でまとめておくと申立書記載が少しは楽になるかと思います。