うつ病 注意欠陥多動性障害による事後重症請求で障害基礎年金2級。年間81万円の受給事例
- 年齢
- 女性(20代)/無職
- 傷病名
- うつ病 注意欠陥多動性障害
- 決定した年金種類と等級
- 障害基礎年金2級
- 受給額
- 年間81万円
相談者の状況
ご本人から電話でお問い合わせがありました。幼少期より多動で忘れっぽく、時間管理が苦手で、中学校頃からは抑うつ気分が出現し、現在も改善していないとのことでした。社会人になってからは転職を繰り返し、現在は働けない状況が続いているようでした。障害年金のことを知り、最寄の区役所で説明を受けましたが、主治医より社労士からサポートを受けたほうがいいと言われ、通所していた就労支援施設から紹介いただいたそうです。無料面談にご来所いただきサポートを行うことになりました。
当センターによるサポート内容
初診の病院に受診状況等証明書を依頼しました。
診断書作成を依頼する際、日常生活状況が反映されるように書類を添付しました。
「病歴・就労状況等申立書」は日常生活、病状や困っていることなどを細かく聞き出し作成しました。
結果
障害基礎年金2級
ポイント
今回は初診日が14歳の頃でしたので、この場合の認定日は20歳になります。この頃は初診の病院に通院していましたが、通院が不定期で認定日の頃には受診がなかったため、事後重症請求になりました。
診断書には病状や日常生活状況が細かく記載されていました。診断書は医師によって記載内容がちがうため、「病歴・就労状況等申立書」には診断書に記載がない症状や日常生活状況を申し立てることが重要です。