統合失調症による認定日請求で障害基礎年金2級。年間78万円の受給事例
- 年齢
- 女性(60代)/無職
- 傷病名
- 統合失調症
- 決定した年金種類と等級
- 障害基礎年金2級
- 受給額
- 約81万円/年額 認定日請求
相談者の状況
ご本人の娘さんから電話でお問い合わせがありました。8年ほど前に動悸や不眠が現れて病院を受診しましたが、その後妄想症状が現れ統合失調症の診断を受けたとのことでした。現在も症状は続き、自宅に引きこもっているとのことでした。障害年金の請求を考えているが、初診の病院にカルテが残っていないので、どのように手続きを進めたらいいかわからないとのことでした。無料相談をご希望され、ご本人と娘さんにご来所いただきました。障害年金の概要と請求のプロセスを説明したところサポートをご希望され、一緒に進めていくことになりました。
当センターによるサポート内容
初診の病院にカルテが残っていなかったのですが、通院の記録は残っていたため「通院証明書」を発行いただきました。
現在通院している病院が2件目の病院だったため、「受診状況等証明書」と診断書(認定日、現在の2通)を記載いただきました。
診断書作成を依頼する際、日常生活状況が反映されるように書類を添付しました。
「病歴・就労状況等申立書」は日常生活、病状や困っていることなどを細かく聞き出し作成しました。
結果
障害基礎年金2級取得、年間約81万円を受給されました(認定日受給)
ポイント
今回は認定日の頃と現在の症状や日常生活状況も変わらなかったため、認定日請求を行いました。結果、遡及での受給が出来て良かったです。診断書に記載漏れがいくつかあり、修正依頼を行いました。請求をする前には証明書類(受診状況等証明書、診断書)の内容が合っているか、記入漏れがないか確認することが重要です。