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感音性難聴受給事例

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両側感音性難聴による事後重症請求で障害厚生年金3級。年間58万円の受給事例

年齢
男性(50代)/無職
傷病名
両側感音性難聴
決定した年金種類と等級
障害厚生年金3級
受給額
約58万円/年額 事後重症請求

相談者の状況

電話でご本人からお問い合わせがありました。10年以上前に交通事故で聴力が低下し、その後も年々さらに低下しているとのことでした。障害年金のことを知り、年金事務所に相談に行き、初診日証明書を取得するために通院していた病院に確認したようですが、カルテがなく記載いただけないとのことでした。どうやって初診日を証明したらいいのか教えてほしいとのご相談で無料相談にご来所いただきました。概要をご説明したところ、ひとりでの請求は難しいとのことでサポートをすることになりました。
 

当センターによるサポート内容

定期的に通院している病院がなかったため、以前障害者手帳の診断書を書いていただいた病院にすでに診断書を依頼していました。それまで受診した病院にもカルテが残っていなかったため、受診状況等証明書も追加で依頼しました。初診日の確定のために、交通事故で保険会社に提出した診断書を取り寄せ添付しました。診断書に不備があったため、病院で修正をお願いしました。「病歴・就労状況等申立書」は日常生活、病状や困っていることなどを細かく聞き出し作成しました。

 

結果

障害厚生年金3級、年間58万円の受給になりました(事後重症受給)。

 

ポイント

今回は検査数値から3級に該当していたのですが、初診日が証明できるかどうかが問題でした。事故から1年位は通院がありましたが、それ以降は治療が必要ないということで定期的な通院がありませんでした。2件目の病院で、カルテはないがPCに残っている情報として「初診と終診」だけは記載いただけましたが、それ以外は「不明」と記載されていました。事故当時の書類は捨ててしまい残っていないため、交通事故の後遺障害で申請を依頼した行政書士の方に連絡しました。書類はまだ保管されていたため、送っていただき診断書を参考資料として添付しました。結果、初診日が確定され受給することができました。

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