脳出血による認定日請求で障害基礎年金2級。年間78万円の受給事例
年齢:男性(50代)/ 無職
傷病名:脳出血
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給額:約79万円/年額 認定日請求
相談者の状況
知り合いのホームヘルパーさんからの紹介でした。お父さんのヘルパーとして訪問していましたが、その息子さんが5年ほど前に脳出血になり、左片麻痺が残り、就労できていないとのことでした。屋内でも伝い歩きしかできず、屋外では車椅子か杖歩行とのことで、ご自宅にヘルパーさんと一緒にお伺いし、障害年金の説明をしました。その時は説明のみで終わりましたが、後日ヘルパーさんより連絡をいただき、サポートをすることになりました。
当センターによるサポート内容
初診は、自宅で倒れて救急搬送された病院でしたが、カルテも残っており、こちらの方で受診状況等証明書を取得しました。障害認定日と現在通院している病院が同じでしたので認定日請求を行うことになりました。ご本人が言葉がうまく出てこないこともあり、病院で説明できないということでしたので、同行し、主治医に診断書の説明をしました。診断書依頼の際は、現在の日常生活状況が反映されるように書類を添付しました。「病歴・就労状況等申立書」は日常生活、病状や困っていることなどを細かく聞き出し作成しました。
結果
障害基礎年金2級、年間79万円の受給になりました。
ポイント
今回は肢体不自由で一人での外出ができず、ご家族も高齢だったため、書類の依頼や受領はこちらで行いました。主治医にもご理解いただき、無事に認定日から受給ができました。今後も障害年金のことを知らず、受け取れるのに請求していない方に知ってもらえるような活動を続けていきたいと思います。