多発性硬化症による事後重症請求で障害厚生年金1級。年間182万円の受給事例
年齢:女性(40代)/ 無職
傷病名: 多発性硬化症
決定した年金種類と等級:障害厚生年金1級
支給月から更新月までの総支給額:約182万円/年額 事後重症受給
相談者の状況
ご本人から電話で問い合わせがありました。10年ほど前に左目の視野が欠損し、大学病院で精密検査をしたところ多発性硬化症と診断されたとのことでした。その後数年間治療を続けるも、徐々に症状は悪化し、入退院を繰り返すようになり、現在は全身の疼痛に悩まされ、移動は車椅子での移動しかできず、排尿や排便も訪問看護師さんの介助が必要な状態のようでした。障害者手帳も1級を取得しており、障害年金も請求したいとのことでお話を伺いたいとのことでした。外出が困難なため、こちらよりご自宅にお伺いすることになりました。
当センターによるサポート内容
ご自身では請求の手続きができないのと家族には迷惑かけれないということで、年金事務所での確認や初診日証明等はすべてこちらで行いました。診断書依頼時は現在の日常生活状況がきちんと反映されるよう書類を添付しました。また病歴就労状況等申立書は、日常生活状況や病状を細かく聞き出し作成しました。
結果
障害厚生年金1級、年間182万円を受給されました(事後重症受給)。
ポイント
今回は、お話を伺った際に1級認定になるのではないかと思いましたが、結果1級になってほっとしました。ご本人も若くして大変ご不自由な病状ではありましたが、家族には迷惑をかけれないと明るく気丈に振舞われていたのが印象的でした。