右臼蓋骨折による事後重症請求で障害厚生年金3級。年間58万円の受給事例
年齢:男性(40代)/ 無職
傷病名:右臼蓋骨折
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
支給月から更新月までの総支給額:約58万円/年額 事後重症請求
相談者の状況
知り合いの保険代理店の方からの紹介でした。数年前に交通事故に遭い、外科手術と入院治療で就労できるまでに回復したが、その後2年くらいしてから右足股間節痛が現れ、次第に痛みが強くなり、右人工股関節挿入術を行ったということでした。本人が入院中ということもあり、紹介者の方と一緒に病院で面談を行うことになりました。
当センターによるサポート内容
事故後搬送された病院が、人工股関節挿入術を受けた病院と異なっていたため、初診の病院から受診状況等証明書を取得しました。また交通事故での負傷だったため、事故状況届の作成や、添付書類には時間がかかりました。出来上がった診断書も記入漏れが多く、追記のお願いなど完成に時間を要しました。「病歴・就労状況等申立書」には症状や日常生活で困っていること等細かく聞き出し作成しました。
結果
障害厚生年金3級取得、年間約58万円を受給されました(事後重症請求)。
ポイント
今回は初診日が厚生年金だったこと、人工股関節を挿入していることでスムーズに請求できるかと考えていましたが、証明書や診断書の取得に時間を要しました。証明書や診断書の不備を病院側に説明し、きちんとしたものに訂正していただくという行為にもやはり障害年金に精通した社労士が必要だとあらためて感じました。