全身性強皮症で障害厚生年金2級。年間約166万円の受給事例。
年齢:男性(40代)/無職
傷病名:全身性強皮症
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
年金額:約166万円/年額(配偶者、子の加算あり)、事後重症請求
相談前の状況
ご本人から電話で問い合わせがありました。肢体の不自由さから現在就労ができず、日常生活にも支障が出始めたので、今後の生活のことを考え障害年金を請求したいとのことでした。詳しいお話しを聞くために当センターの無料相談会に来ていただくことになりました。
相談から請求までの当事務所のサポート
初診日が6年前でしたがカルテが残っていたので初診日証明を取ることができました。認定日の時は症状も比較的軽く、病院受診もなかったので事後重症のみでの請求になりました。診断書作成依頼の際に、日常生活状況がきちんと反映されるように申立書を添付しました。
結果
障害厚生年金2級取得、年間約166万円を受給されました(事後重症受給)
ポイント
請求後、審査途中で照会があり、6年前の初診より以前の病院の証明書の提出を求められ、結局その病院が初診に認められました。全身性強皮症は膠原病の一つであり、症状の現れかたよって初診を確定するのが難しい病気です。このように膠原病での請求は初診日に関して他の傷病より柔軟な対応が必要になります。