両側進行性感音難聴による事後重症請求で障害基礎年金2級。年間78万円の受給事例。
年齢:女性(30代)/ 無職
傷病名:両側進行性感音難聴
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約78万円/年額 事後重症
相談者の状況
本人からメールで問い合わせがありました。最近障害年金のことを知ったが、自分の両耳の状態でも請求できるのかどうか知りたいとのことでした。詳しいお話を伺うため、当センターの無料相談会に来ていただくことになりました。
当センターによるサポート内容
初診日が20年以上前(20歳前)だったので初診の病院にカルテがなかったのですが、障害者手帳を20歳前に取得していたので、障害者手帳の診断書のコピーと障害者手帳で20歳前に受診していたことが証明できました。ご本人から発病からの経緯の聞き取りを行い、診断書だけではわからない日常生活での状況や困っていることなどを病歴・就労状況等申立書に細かく記載しました。
結果
障害基礎年金2級取得、年間約78万円を受給されました(事後重症受給)
ポイント
今回は初診日が20年以上前(20歳前)だったので初診の病院にカルテがなく、受診状況等証明書の取得は難しいと考えていましたが、20歳前に障害者手帳を取得していたので初診を証明することができました。耳や眼の傷病は長い歳月をかけて徐々に悪化していく方が多く、定期的に病院受診をしていないとカルテがなくて初診日を証明するのが難しくなります。診察券や領収書、検査結果の記録等も参考資料になりますので残しておくことが必要です。