エーラスダンダンロス症候群(関節型)による事後重症請求で障害厚生年金2級。年間124万円の受給事例
年齢:女性(20代)/ 無職
傷病名:エーラスダンダンロス症候群(関節型)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
受給額:約124万円/年額 事後重症請求
相談者の状況
ご本人から電話でお問い合わせがありました。以前ご自身で年金事務所で相談したこともあったそうですが、受給は難しそうだったため諦めていたそうです。最近同じ障害で当センターのサポートを受けた方からお話を聞いて連絡をくださいました。無料相談をご希望いただき、外出が難しいとのことだったので、通院日に病院近くで面談を行いました。歩行は杖や手すりが必要で、椅子に長い時間座っているのも困難な状態でした。障害年金の概要や請求方法を説明したところサポートをご希望され、一緒に手続きを行うことになりました。
当センターによるサポート内容
ご本人の身体が不自由だったため、こちらの方で初診の病院で「受診状況等証明書」の依頼と受け取りを行いました。診断書を依頼する際は、日常生活状況が反映されるように書類を添付しました。「病歴・就労状況等申立書」は日常生活、病状や困っていることなどを細かく聞き出し作成しました。
結果
障害厚生年金2級、年間124万円の受給になりました(事後重症受給)。
ポイント
今回は、認定日の頃は症状がそれはど重くなかったため、事後重症での請求になりました。この病気はいくつかの病型があり、症状や程度にも個人差が大きい疾患です。この方は関節型で、全身の関節が緩く(過可動)、脱臼、関節痛、倦怠感や疲労感から日常生活に多くの支障をきたしていました。過可動のため可動域による評価は障害があるように見えませんでしたが、診断書に症状や状況を詳しく記載いただきました。