反復性うつ病性障害で障害厚生年金２級。年間177万円の受給事例

年齢： 男性（４０代）/無職

傷病名： 反復性うつ病性障害

決定した年金種類と等級： 障害厚生年金２級

年金額： 年金額：約１７７万円　　　事後重症請求

相談前の状況

奥様より電話でお問い合わせがありました。病歴が１０年以上あり症状に波はあるものの、現在も引きこもりで就労できない状態なので障害年金を申請したいとのことでした。ご本人は外出できる状態ではなかったので奥様に当センターの無料相談会に来ていただくことになりました。

相談から請求までの当事務所のサポート

病歴が長く、認定日も症状は悪い状態でしたが、初診の病院と認定日時点の病院は同じでしたがカルテが残っていなかったため、受診状況等証明書と認定日の診断書の取得が出来ませんでした。そのため次の病院で受診状況等証明書を取得し、請求には初診日の病院の診察券を添付しました。事後重症の診断書の作成を依頼する際には日常生活の状況がきちんと反映されるように書類を添付しました。病歴が長かったので奥様から状況を細かく聞き、病歴・就労状況等申立書を作成しました。

結果

障害厚生年金２級取得、年間約１７７万円を受給されました（事後重症受給）

ポイント

精神障害は病歴が長い方も多く、障害年金という制度を最近知ったという方がたくさんおられます。ただし病歴が長い方は認定日請求をしたくても、病院にカルテが残っていなかったり、廃院していたりと診断書を書いてもらえないケースが多々あります。初診日証明も同様のことが多いですが、今回は診察券（初診日入りの）が残っていたため、初診日が認められたケースでした。