うつ病、注意欠陥多動障害による認定日請求で障害厚生年金2級。年間156万円の受給事例
- 年齢
- 男性(40代)/会社員
- 傷病名
- うつ病 注意欠陥多動障害
- 決定した年金種類と等級
- 障害厚生年金2級
- 受給額
- 年間156万円
相談者の状況
ご本人から電話で問い合わせがありました。幼少の頃から多動で、忘れ物も多く、学校ではいつも注意を受けていたようです。
夢中になると周りが見えなくなり、仕事もアルバイトをしていたらそのまま、その会社の社員にされたとのことでした。
入社時から遅刻や欠勤が多く、勤怠が安定しないため、上司からはいつも注意を受けており、チーム作業では周りの意見を聞くことができず、次第に孤立していきました。
その後も改善がなかったため、上司から叱責を受けることが多くなり、抑うつ気分や意欲の低下を発症しました。
インターネットで障害年金のことを知り、自分も請求できるか知りたいとのことで、当センターの無料相談会に来ていただきました。
お話をしたところ、サポートを希望され一緒に進めて行くことになりました。
当センターによるサポート内容
初診は8年ほど前になりますが、現在もその病院に通院しているとのことでした。何度か休職を繰り返しており、障害認定日を確認したところ、ちょうど休職している期間に該当しました。
そのため認定日請求を行うことになり、2枚診断書を依頼しました。
依頼時には、認定日と現在の日常生活や就労状況がわかる書面を添付いたしました。
病歴就労状況等申立書は、出生時から詳細に記入しました。
結果
障害厚生年金2級
ポイント
今回は、初診から現在まで同じ病院に通院していたので、認定日請求を行いました。認定日の頃は休職中ということもあり、無事2級で認定されました。
お話を伺ったところ、もともと重度の発達障害があり、二次障害でうつ病を発症され、現在は在職中とはいえ出勤を免除されており、他者とのコミュニケーションはほとんどない状態でした。
ご家族も障害者がおり、日常生活はヘルパーさんに頼っているということでいたので、2級認定になって本当に良かったです。